URAZATO PROTOTYPE2

URAZATO PROTOTYPE2

 茨城県つくば市にある合資会社 浦里酒造店のお酒。明治10年(1877年)創業の酒蔵で代表銘柄は「霧筑波」「浦里」。

 「PROTOTYPE」という名の通り試験醸造酒で、「PROTOTYPE2」のテーマは「洋食に合う芳醇な低アルコール酒」。相反する「芳醇さ」と「低アルコール化」を実現するために、米麹を通常の2倍量以上使用し焼酎用の麹菌もブレンドした。

 使用酵母である「小川酵母」は「きょうかい10号酵母」とも呼ばれ、1952年ごろに茨城県の明利酒類にて分離された。分離者の小川 知可良 氏の名から「小川酵母」、「明利小川酵母」と呼ばれる。

 使用米である「吟のさと」は1996年に九州農業試験場水田利用部において、「山田錦」を母、「西海222号」を父として交配された品種で2010年に品種登録された比較的新しい酒造好適米。

 メロンを感じる口当たりと甘みで華やかさがあるが、低アルコールということもあり軽く飲みやすい。

 原材料名:米(茨城県産)、米麹(茨城県産米)
 精米歩合:50%
 アルコール度数:13度(原酒)
 原料米:吟のさと
 使用酵母:小川酵母

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