埼玉県羽生市の南陽醸造 株式会社のお酒。新酒シーズンのラストを飾るのは「吟風」。
「吟風」は初めて名前を聞く酒米でしたが、2000年に品種登録された比較的新しい酒米。「初雫」に次ぐ2番目に誕生した北海道産の酒米。広島県の酒造好適米「八反錦2号」と北海道の「上育404号」のF1に「きらら397」を交配した系統。「きらら397」は昔に流行した食用米。
花陽浴で「吟風」は初めてかな。前述の「越後五百万石」はちょっとあっさりしすぎて物足りなかったのが、「吟風」は口に含んだ瞬間からパイナップルの強烈な香りが広がり、濃厚な甘みと微炭酸の発泡感。余韻にまで華やかな香りが残り花陽浴らしい花陽浴。やや温度を常温に近づけたほうが風味が色濃くなる印象。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール度数:16度
精米歩合:48%
原料米:吟風100%使用
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