十四代 特吟【山形県 高木酒造】

 山形県村山市にある高木酒造 株式会社のお酒。元和元年(1615年)創業の酒蔵で代表銘柄は「朝日鷹」「十四代」。

 「特吟」は山形県内限定販売の「純米大吟醸酒」で 「純米大吟醸酒」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
 
 「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。

 「生貯蔵酒」とは火入れをしない生の状態で貯蔵をしてから出荷前に一回火入れをするお酒のことで、貯蔵前に一回火入れだけをしたお酒を「生詰め酒」、貯蔵前と出荷前の二回火入れしたお酒を「二回火入れ」と呼ぶ。

 原料米はラベルに記載がないが「山田錦」の40%精米とのこと。「山田錦」は1923年に兵庫県立農事試験場で「山田穂」を母、「短稈渡船」を父として人工交配をし生まれた酒造好適米で「酒米の王」とも呼ばれる。

 甘い口当たりから微かなりんごを感じる酸味。キレのある後味で飲み疲れしない綺麗なお酒。

 ラベル情報
 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
 精米歩合:40%
 アルコール度数:14度
 純米大吟醸酒・生貯蔵酒

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