埼玉県川越市にある小江戸鏡山酒造 株式会社のお酒。2007年(平成19年)創業した復活蔵で代表銘柄は「鏡山」。
「純米大吟醸」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。
「直汲み」とは上槽した搾りたてのお酒をタンクなど他の容器に移さず、極力空気に触れさせないように直接瓶詰めしたお酒。空気に触れさせないことにより酸化などの品質の変化を抑え新鮮な状態ともいえる。
原料米である「愛山」は1941年に兵庫県立明石農業改良実験所により「愛船117」を母、「山雄67」を父とした交配により開発された酒造好適米。背が高く倒れやすいことから栽培がしにくい為に希少であったが最近は高級酒米として人気に。
使用されている「白麹」とは、焼酎造りで主に使われる麹菌で黒麹同様にクエン酸を多く生成する。日本酒では主に「黄麹」が使用され、「黒麹」は泡盛、焼酎で使用されている。
甘い口当たりからグレープフルーツのような苦味と酸味。低アルコールでぐびぐびと呑めてしまう一本。
原材料名:米(国産)、米麴(国産米)
精米歩合:50%
アルコール度数:13度
原料米:「愛山」全量使用
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