まんさくの花純米大吟醸 令和二年全国新酒鑑評会入賞酒

 秋田県横手市にある日の丸醸造 株式会社のお酒。「まんさくの花」「うまからまんさく」「日の丸」「真人(まとう)」といった代表銘柄がある。

 日の丸醸造は元禄二年(1689年)の創業で、「日の丸」の由来は秋田藩主の佐竹公の紋所である「五本骨の扇に丸印(日の丸・月丸)」からきているとのこと。

 お盆特別企画の福箱ということで6,500円(送料無料)で720mlが3本入っていて最低8,000円相当、最高で10,000円相当というお得な福箱。コロナの影響で中止になった全国新酒鑑評会「入賞酒」が高確率で当たる。

 「全国新酒鑑評会」とは「新酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に資することを目的に、全国新酒鑑評会を行っています。(独立行政法人 酒類総合研究所HPより)」とのことで毎年金賞酒が選定されているが、今年はコロナウィルスの影響で入賞酒のみの決定。出品点数850店のうち入賞酒は433点。

 原料米である「山田錦」は「酒米の王様」と呼ばれるくらい日本酒造りにむいた酒造好適米で、「心白」が大きく脂質やタンパク質が少ない、吸水しやすいといった特徴を備えている。「心白」とは米の中心の白濁した部分のことで、隙間があることにより光の加減で白く見えるとのこと。隙間があることにより麹菌が根を伸ばしやすく糖化しやすい米麹になるらしい。

 精米歩合が38%ということで水のように澄んだ綺麗な風味をイメージしていたが、仄かなパイナップル感と柔らかな口当たりでかなり好みの一本。

 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
 アルコール度数:16度
 精米歩合:38%
 原料米:兵庫県産山田錦100%使用

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