大分県国東市にある萱島酒造 有限会社のお酒。明治6年(1873年)創業の酒蔵で代表銘柄は「西の関」。昭和38年に日本で初めて「大吟醸酒」を販売した酒蔵。
東京国際フォーラム内に、「浦霞」「大山」「開華」「久寿玉」「白嶺」「春鹿」「嘉美心」「司牡丹」との9蔵元共同で「酒蔵レストラン 宝」を出店している。
「KUNISAKI」は「日本酒応援団」との取り組みにより新しく生まれたブランドで、「日本酒応援団」とは公式HPによると『「日本酒ブーム」と言われている昨今ですが、実は毎年、国内消費・生産量とともに減り続けています。しかし、全国的な知名度はなくても、高い技術力と強烈な情熱をもって奮闘している小さな酒蔵は、多数存在します。私たち日本酒応援団は、その知名度や生産量に関わらず、技術力と情熱、そして日本酒愛に溢れる酒蔵と二人三脚で、その蔵のこだわりと技術を結集した、そこでしか造れない「極上の一本」を生み出すことを追求しています。この渾身の一品モノの日本酒は、「お酒」という存在を超えた1つのユニークな「体験」として皆様にご堪能いただけるよう、味は勿論のこと造り手の情熱とこだわり、産地の良さと歴史など、そこにしかない様々なストーリーと共にお届けします。』とのこと。
「純米大吟醸」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。
原料米である「吟のさと」は九州沖縄農業研究センターにおいて「山田錦」を母、「西海222号」を父として交配され、2007年に命名された比較的新しい酒造好適米で「山田錦」よりも耐倒伏性が強く育てやすいながらタンパク質含有割合は同等と吟醸酒にも適している。
仄かな酸味から苦味と渋味の余韻と舌にピリピリした刺激が残る。17度の割にはそこまで酒精が強い印象を受けない。
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール度数:17度
精米歩合:45%
原料米:大分県国東産吟のさと100%
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