長野県上田市にある岡崎酒造 株式会社のお酒。寛文5年(1665年)創業の酒蔵で代表銘柄は「信州亀齢」。
「亀齢」といえば広島県広島市にある亀齢酒造の「亀齢」という銘柄があるが、創業は岡崎酒造のほうが早く、商標は亀齢酒造のほうが早いというなかで商圏も規模もことなることから「亀齢」商標自体はそれぞれが保有しつつ混同を避けるために「信州」をつけて「信州亀齢」となったらしい。広島県と長野県の酒蔵で今も交流があるというのも素晴らしい。
原料米である「ひとごこち」は長野県農事試験場が「信交444号」を父に「白妙錦」を母に交配され1995年に種苗登録申請がされた比較的新しい酒造好適米で「新美山錦」と表記されることもあるとか。
やや舌に細かいガス感から仄かな酸味。うっすらとパイナップル感が来てから苦味の余韻と舌の痺れが心地よい。結構好きな銘柄。
原材料名:米・米麹
アルコール度数:15度
精米歩合:麹米55%・掛米70%
原料米:長野県産ひとごこち100%使用