町田酒造35 純米大吟醸 Premium

 群馬県前橋市にある株式会社 町田酒造のお酒。創業は明治16年(1883年)で代表銘柄は「清嘹(せいりょう)」、「叶屋卯三郎」、「かかあ天下」など。

 「町田酒造35」の35は精米歩合35%より。2016年から登場したプレミアム銘柄。

 原料米である「山田錦」は「酒米の王様」と呼ばれるくらい日本酒造りにむいた酒造好適米で、「心白」が大きく脂質やタンパク質が少ない、吸水しやすいといった特徴を備えている。「心白」とは米の中心の白濁した部分のことで、隙間があることにより光の加減で白く見えるとのこと。隙間があることにより麹菌が根を伸ばしやすく糖化しやすい米麹になるらしい。「山田穂」を母、「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」を父として交配され昭和11年(1936年)に「山田錦」と命名された。

 かなり強い酸味からガス感。華やかな香りから仄かな苦味の余韻があるが後味はすっきり。精米歩合の割にさっぱりとした綺麗なお酒というよりしっかりとした厚みのあるお酒。

 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
 アルコール度数:16度
 精米歩合:35%
 原料米:兵庫県産山田錦100%使用
 備考:無濾過

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