長野県大町市にある株式会社 薄井商店のお酒。明治39年(1906年)創業の酒蔵で代表銘柄は「白馬錦」「le lac」。
「純米吟醸」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が60%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。
「アルプス湖洞貯蔵 瓶囲い 秋熟」とは、北アルプス標高900mにある七倉ダム堰堤の先にあるトンネルで瓶詰をしてひと夏じっくりと寝かせて熟成させたお酒。
原料米である「美山錦」は1939年に長野県農事試験場で「北陸12号」を母、「東北25号」を父として誕生した「たかね錦」に放射線処理を行って突然変異を促して1972年に生まれた酒造好適米で、「出羽燦々」や「秋の精」の親。
熟成を感じる丸い口当たりから仄かな酸味からパイナップル感を感じる華やかさと甘味。苦味の余韻とアルコール感でキレのある後味。
原材料名:米(長野県産)、米こうじ(長野県産米)
精米歩合:55%
アルコール度数:15度
原料米:長野県大町市産美山錦100%
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