福島県南会津郡南会津町の花泉酒造 合名会社のお酒。大正九年(1920年)創業の酒蔵で、代表銘柄は「花泉」「ロ万(ろまん)」。
2020年8月で創業百周年となることから醸造された記念酒。
100%会津産米、南会津町の代表的な湧水「高清水」、南会津南郷地域の蔵人、福島県開発の「うつくしま夢酵母」、伝統の「もち米四段仕込み」と地域密着型の酒造り。
「うつくしま夢酵母」は平成3年に福島県が開発した酵母で、吟醸香の酢酸イソアミルを高く生産し、低酸性であることから当時は画期的な酵母であったらしい。
「もち米四段仕込み」という製法がとられ、通常は水、麹、米を3回に分けて仕込む「三段仕込み」で造られるがその後に蒸したもち米を熱いまま仕込む工程を追加した製法。今回の創業百周年記念醸造酒ではもち米自体も35%まで精米するという珍しさ。
ボトルデザインも特徴的で、英国・ロンドンを拠点に活躍するデザインエンジニアである吉本 英樹氏が初の日本の酒蔵とのコラボレーションでデザインをした特別なボトル。
柔らかな口当たりから甘味と酸味が広がる。精米歩合が35%というだけあってかなり綺麗な印象を受けるお酒。
原材料名:米(会津産)、米こうじ(会津産米)
アルコール度数:15度
精米歩合:35%
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