三重県鈴鹿市にある清水清三郎商店 株式会社のお酒。明治二年(1869年)創業の酒蔵で代表銘柄は「作」「鈴鹿川」。2016年のG7 伊勢志摩サミットのワークランチで「作 智 純米大吟醸」が乾杯酒に選ばれたことで注目された酒蔵。
「中取り」は「中汲み」、「中垂れ」などとも呼ばれ、搾りの段階で「あらばししり」→「中取り」→「責め」と分けられ香味のバランスが一番良いと言われるのが「中取り」と言われている。
原料米である「山田錦」は「酒米の王様」と呼ばれるくらい日本酒造りにむいた酒造好適米で、「心白」が大きく脂質やタンパク質が少ない、吸水しやすいといった特徴を備えている。「心白」とは米の中心の白濁した部分のことで、隙間があることにより光の加減で白く見えるとのこと。隙間があることにより麹菌が根を伸ばしやすく糖化しやすい米麹になるらしい。
口に含んだ瞬間から甘味と穏やかな酸味が広がり、かなり華やかな感じであるが後味はスッキリとしていて飲みやすい。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール度数:16度
精米歩合:50%
原料米:山田錦全量使用
使用酵母:自社保存酵母
杜氏氏名:内山智広
備考:一回火入れ、原酒
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