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零下の射美ブクロ6本を全公開|4年ぶり射美バレル入りの中身

射美ブクロの中身が気になっている人へ

零下(REIKA)の射美ブクロは数十秒で完売することもある人気の福袋だ。「どんな銘柄が入るのか」「購入する価値があるか」が気になっても、事前に中身はわからない。

この記事では2026年3月に届いた射美ブクロ(税込18,700円)の全6本を、SAKEシートのスペックとともに公開する。購入を検討している人の判断材料になれば十分だ。

なお今回は4年ぶりの「射美 バレル ワイン樽貯蔵」が入っていた。


今回の6本:スペック一覧

銘柄蔵元精米歩合アルコール
射美 BARREL ワイン樽貯蔵杉原酒造(岐阜)50%17%
高千代 扁平精米無濾過生酒 blossompink高千代酒造(新潟)59%15%
陸奥八仙 URARA八戸酒造(青森)非公開14%
narai passage中川酒造(長野)非公開13%
something happy 橙鷹ばな 混合ハッピー太郎醸造所(滋賀)90%6%
桜吹雪 純米大吟醸金光酒造(広島)40%15%

合計18,700円で6本。1本あたり約3,100円。射美バレル単体の希少性を考えると妥当な価格帯だ。


各銘柄の詳細

射美 BARREL ワイン樽貯蔵

杉原酒造(岐阜県揖斐郡大野町)

仕込水揖斐川伏流水

年間製造量約30石という極小蔵。R7BYの50%精米無濾過生原酒を、白百合醸造のワイン樽を一度削り直して軽く焼き直したものに貯蔵した特別品。ほんのりと樽独特の風味を日本酒に加えることを意図した意欲作で、4年ぶりの復活となった一本だ。


高千代 扁平精米無濾過生酒 blossompink

高千代酒造(新潟県南魚沼市)

使用米たかね錦(新潟県南魚沼産)
仕込水巻機山系伏流水

明治元年(1868年)創業。「Brewing Happiness」をコンセプトに醸す蔵。扁平精米で仕上げた純米無濾過生原酒。アルコール12%以下のフルーティーな設計が特徴。


陸奥八仙 URARA

八戸酒造(青森県八戸市)

仕込水八戸・鍛冶沢地区の名水

元文5年(1740年)創業。使用するお米は全て青森県産。2019年のInternational Wine Challengeで準グランプリを受賞した蔵元。精米歩合・酸度はいずれも非公開で、飲み方が広がるよう意図された純米醸造酒。


narai passage

中川酒造株式会社(長野県塩尻市)

仕込水中山道奈良井川の伏流水

江戸時代に中山道の宿場町として栄えた奈良井宿に蔵を構える。BYAKU Naraiという宿泊施設とともに再始動した蔵元。日本の伝統的な酒造りの文化を地元の文脈で発信している。


something happy 橙鷹ばな 混合

ハッピー太郎醸造所(滋賀県長浜市)

使用米ありがとう米
仕込水伊吹山系伏流水

近江富士・三上山の麓にある醸造所。原料に近江の橙と鷹の爪とバナナを使用したどぶろく。アルコール度数6%の低アルコール仕様。開栓時に噴き出す可能性があるため注意が必要。


桜吹雪 純米大吟醸

金光酒造株式会社(広島県)

仕込水黒瀬川系伏流水

40%精米の純米大吟醸。春を象徴する銘柄名。


射美ブクロを買うべきか

デメリットから先に書く。

中身は事前にわからない。今回は射美バレルが入っていたが、毎回同じ構成とは限らない。18,700円という価格は日本酒の福袋として安くはない。さらに数十秒で完売することもあり、そもそも買えない可能性がある。

メリットはこうだ。射美1本確約という安心感がある。残り5本は零下の日本酒王子がセレクトした銘柄で、今回のラインナップは6府県・6蔵・精米歩合40〜90%という幅広い構成だった。自分では選ばない銘柄に出会える点が最大の価値だ。

今回の6本は順番にレビューしていく。参考にしてほしい。


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