立山 無濾過大吟醸愛山 3年古酒

 富山県砺波市にある立山酒造 株式会社のお酒。文政13年(1830年)創業の酒蔵で代表銘柄は「立山」。

 「無濾過」とは「日本酒を搾った後に「濾過」をしていないもので、「濾過」をすることでお酒の色を透明にしたり不純物を取り除いたりする工程を行わないお酒。

 「大吟醸」とは、原料が米、米麹、水、醸造アルコールのみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
 
 「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。

 原料米である「愛山」は1941年に兵庫県立明石農業改良実験所により「愛船117」を母、「山雄67」を父とした交配により開発された酒造好適米。背が高く倒れやすいことから栽培がしにくい為に希少であったが最近は高級酒米として人気に。

 「CAMPFIRE」で今までチャレンジしたことない「古酒」の拡充などを目的に、「愛山」を100%使用し、精米歩合37%で年2回の季節限定で販売される「立山 無濾過大吟醸 愛山」を3年にわたり低温で貯蔵、熟成したお酒を販売するクラウドファンディングプロジェクトを行った。

 甘く円い口当たりから苦味の余韻。古酒という割りにはライトですっきりとした後味。

 原材料名:米(国産・兵庫愛山100%)、米麹(国産米・兵庫愛山100%)、醸造アルコール
 精米歩合:37%
 アルコール度数:15度以上16度未満

DRY