岩手県紫波郡紫波町にある株式会社 紫波酒造店のお酒。令和4年10月12日に「廣田酒造店」から法人化・社名変更。明治36年(1903年)創業の酒蔵で、代表銘柄は「廣喜」「紫宙」
「純米大吟醸」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。
「無濾過原酒」とは「無濾過」な「原酒」で、「無濾過」とは日本酒を搾った後に「濾過」をしていないもので、「濾過」をすることでお酒の色を透明にしたり不純物を取り除いたりする工程を行わないお酒。「原酒」は加水などを行わないお酒。
「金色の風(こんじきのかぜ)」は2019年に登録された飯米で岩手生物工学研究センターと岩手県農業研究センターが品種開発を行った。「ひとめぼれ」突然変異系統「Hit1073」を母、「ひとめぼれ」を父として交配された。
芳醇な厚みのある酸味と甘みから微かに感じるガス感。苦味の余韻とアルコール感ですっきりとした後味。結構好き。
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
アルコール度数:15度
原料米:金色の風100%使用