栃木県大田原市にある天鷹酒造 株式会社のお酒。大正三年(1914年)創業の酒蔵で、代表銘柄は「天鷹」「九尾」。
「九尾」は公式ホームページによると栃木・那須地区に伝わる伝説の霊獣である「九尾の狐」のようにその時々に姿を変えて違う姿を現すとのことで、今まで試したことのない原料米、精米歩合、酵母、醸し方で新しい出会いを届けるコンセプトとのこと。公式Instagramを見ると2018年12月くらいが最初のかなり新しいブランド。
原料米は麹米と掛米で異なり、麹米の「五百万石」は「菊水」を母に、「新200号」を父として交配された品種で1957年に新潟県の米生産量が五百万石を達成したことを記念して命名されたらしい。掛米の「あさひの夢」は酒造好適米ではなく飯米で栃木県で2番目の作付け量を誇る。
円やかな口当たりから仄かな甘味。ややセメダイン感と米感。キレのある後味で激甘というほど甘味を感じず。
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール度数:15度
精米歩合:70%
原料米:麹米20%(五百万石100%精米歩合60%)
掛米80%(あさひの夢100%精米歩合70%)