山形県鶴岡市にある冨士酒造 株式会社のお酒。安永7年(1778年)創業の酒蔵で、代表銘柄は「榮光冨士」。
「純米大吟醸」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。
「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。
「無濾過生原酒」とは「無濾過」な「生酒」な「原酒」で、「無濾過」とは日本酒を搾った後に「濾過」をしていないもので、「濾過」をすることでお酒の色を透明にしたり不純物を取り除いたりする工程を行わないお酒。「生酒」は火入れを一度も行わないお酒。「原酒」は加水などを行わないお酒。
原料米の「愛山」は1941年に兵庫県立明石農業改良実験所により「愛船117」を母、「山雄67」を父とした交配により開発された酒造好適米。背が高く倒れやすいことから栽培がしにくい為に希少であったが最近は高級酒米として人気に。
パーカー・ポイント92ポイントのお酒で「パーカー・ポイント」とはアメリカ人のロバート・パーカーJr.氏がワイン・アドヴォケイト誌に掲載したワインの評価点数のことで、その日本酒版で92ポイントを獲得したとのこと。
100点~96点 Extraordinary(格別)
95点~90点 Outstanding(傑出)
89点~80点 Above Aberage to Excellent(並以上から優良)
79点~70点 Average(並)
69点~60点 Below Average(並以下)
甘味と仄かな酸味からパイナップルのような華やかさと微かなガス感。苦味のある余韻で淡麗な後味。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:50%
アルコール度数:16.8度
原料米:兵庫県産 ASK愛山 100%
使用酵母:山形酵母
日本酒度:-4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1・1