奈良県御所市の油長酒造 株式会社のお酒。代表銘柄は菩提酛仕込の「鷹長」と500年前に確立した奈良酒の伝統を、現代の技術で改変した「風の森」。
「風の森」自体は1998年に、地元の米を使い、絞ってそのままの生のお酒を、地元の人々に飲んでもらいたいということで始まったらしく比較的新しい銘柄。「657」、「507」、「807」など付いているのは精米歩合〇〇%、7号酵母ということらしい。それ以外にも「ALPHA」シリーズという実験的なシリーズもある模様。
原料米として使用されている「秋津穂」は全量を奈良県の約30軒の契約栽培農家により生産されている。「ヤマビコ」と「日本晴」の交配により誕生した食用一般米。
今回の「Come Again」はコロナウィルスの影響から「その時がきたら、お客様に日本酒のあるところに帰ってきてほしい。日本酒との出会いの場である、酒屋さんや飲食店さんに、何度も、何度も訪れてほしい。という思いを込めて。」ということで予約限定5,000本の一回限りの限定スペックでの販売。
口に含んだ瞬間からキメの細かい発泡感からのコクのある甘味と旨味、穏やかな華やかさ。やや苦味のある後味でさっぱりとした余韻。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール度数:15度
精米歩合:60%
原料米:奈良県宇陀産秋津穂100%使用