【日本酒レビュー】我論 GARON typeB:老舗・若鶴酒造が放つ「乳酸感」と「厚み」の衝撃

富山県砺波市、160余年の歴史を持つ若鶴酒造

「三郎丸蒸留所」としてウイスキー造りでも名を馳せるこの蔵が、現代の食卓へ問いかける低アルコールの新回答、それが**「我論(がろん) GARON typeB」**です。


🍶 テイスティング:ジューシーな酸と甘味の協奏曲

口に含んだ瞬間、従来の日本酒のイメージが鮮やかに裏切られます。

  • 第1印象果実のような厚みのある酸味と甘味。数値以上のインパクトがありますが、甘味が全体を優しく包み込んでいます。
  • 中盤のフレーバー「typeB」の真骨頂である乳酸感が到来。ヨーグルトやカルピスを思わせる、甘酸っぱく瑞々しい味わいです。
  • フィニッシュ単に甘いだけでなく、苦味の余韻としっかりとした旨味が輪郭をキュッと引き締めます。

アルコール13度とは思えない「味の密度」があり、一杯の満足度が非常に高い一本です。


📝 スペック詳細

項目内容
銘柄我論 GARON typeB
蔵元若鶴酒造(富山県砺波市)
原料米富山県産 雄山錦 100%
精米歩合55%
アルコール度数13度
仕様生酛(きもと)造り、一回火入れ

💡 ここが凄い!深掘り解説

1. 「生酛(きもと)× 低アル」の妙技

通常、低アルコール(13度)は水っぽくなりがちですが、伝統の「生酛造り」を採用。微生物の力を借りることで、低アルなのにスカスカしない、重厚なボディ感を実現しています。

2. 地産米「雄山錦」と特殊酵母

富山生まれの酒米「雄山錦」を使用。さらに、リンゴ酸を多く生成する特殊な酵母が、日本酒離れしたフルーティーな酸を生み出しています。


🍴 おすすめペアリング

「甘味・酸味・乳酸感」が揃っているため、和食の枠を超えたペアリングが光ります。

  • 中華: 酢豚やエビチリ(甘酢との相性が抜群)
  • 洋食: クリームシチュー、グラタン(乳酸感がクリーミーさにマッチ)
  • 前菜: カプレーゼ、生ハムメロン

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