亜麻猫 別誂 中取り【秋田県 新政酒造】

 秋田県秋田市にある新政酒造 株式会社のお酒。嘉永5年(1852年)創業の酒蔵で代表銘柄は「No.6」「Colorsシリーズ」「PRIVATE LABシリーズ」。

 「亜麻猫」は「PRIVATE LABシリーズ」の一つで他には貴醸酒の「陽乃鳥」、低酒精発泡純米酒の「天蛙」、低精白純米酒の「涅槃龜」がある。「亜麻猫」は白麹仕込純米酒。

 「白麹仕込純米酒」の「白麹」とは、焼酎造りで主に使われる麹菌で黒麹同様にクエン酸を多く生成する。日本酒では主に「黄麹」が使用され、「黒麹」は泡盛、焼酎で使用されている。「純米酒」とは、原料が米、米麹、水のみで醸造されたお酒。

 「別誂(べつあつらい)」とは特注品のことで「中取り」は「中汲み」、「中垂れ」などとも呼ばれ、搾りの段階で「あらばししり」→「中取り」→「責め」と分けられ香味のバランスが一番良いと言われるのが「中取り」と言われている。

 原料米である「あきた酒こまち」は1992年に秋田県農業試験場で「秋系酒251」を母、「秋系酒306」を父として交配して誕生した比較的新しい酒造好適米。

 芳醇な白ワインを感じる酸味から渋味。14度と低アルコールで飲みやすい。

 原材料名:米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
 原料米 :あきた酒こまち(酒米)100%使用 2018年 秋田市 収穫
 精米歩合:65%
 アルコール度数:14度

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