花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石 直汲み

 埼玉県羽生市にある南陽醸造 株式会社のお酒。万延元年(1860年)創業の酒蔵で、代表銘柄は「花陽浴(はなあび)」、「藍の郷」。

 「純米大吟醸」とは、原料が米、米麹、水のみで、精米歩合が50%以下、「吟醸造り」によって醸造されたお酒。

 「吟醸造り」とは国税庁のHPには「吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。」とのこと。

 原料米である「越後五百万石」は新潟産の「五百万石(ごひゃくまんごく)」のことと思われ、「五百万石」は「菊水」を母に、「新200号」を父として交配された品種で1957年に新潟県の米生産量が五百万石を達成したことを記念して命名されたとのこと。

 「直汲み(じかぐみ)」とは搾りたてのお酒をその場で瓶に詰めることで「槽場汲み(ふなばぐみ)」という場合もある。

 穏やかな酸味と鼻から抜けるパイナップル感。やや苦味のある後味とアルコール感がある。前に飲んだ肩ラベル無しの越後五百万石よりもパイナップル感が増している印象。

 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
 アルコール度数:16度
 精米歩合:48%
 原料米:五百万石100%使用

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